１０番、ティーショットを放つ勝みなみ（カメラ・谷口 健二）
◆女子プロゴルフツアー 楽天スーパーレディース 第２日（２９日、兵庫・東急グランドオークＧＣ＝６６１６ヤード、パー７２）
第２ラウンドが終了した。７アンダーの１打差２位から出た勝みなみが６バーディー、ボギーなしの６６をマークし、通算１３アンダーで単独首位に立った。次週の海外メジャー、ＡＩＧ全英女子オープン（８月４～７日・英ミュアフィールド）に２年ぶり出場が決まっており、今季初勝利となるツアー通算７勝目で弾みをつける。
大会特別協賛の楽天と所属契約を結ぶ、２９日が２３歳誕生日の稲見萌寧は首位で出て、３バーディー、２ボギーの７１で回り、９アンダー。通算２勝の柏原明日架、ツアー初優勝を目指す安田祐香、ユン・チェヨン（韓国）と４打差の２位に並んだ。
昨年６月のプロテストに合格した２０００年生まれ“ミレニアム世代”の阿部未悠が６６をマークし、８アンダーで３７位から５打差の６位へ急浮上した。天本ハルカも８アンダーに並んだ。
今季１勝の青木瀬令奈、小祝さくら、通算３勝の穴井詩、初優勝を狙う野沢真央、桑木志帆、成沢祐美、韓国のイ・ナリが７アンダーの８位。６月のツアーで帯同キャディーとの騒動により、２５日に日本女子プロゴルフ協会からキャディーとともに注意処分を受けていた大西葵らが６アンダーで１５位につけた。