米ツアー初優勝の古江彩佳「リンクスコースで優勝できたのはすごくうれしい」優勝会見一問一答


古江彩佳

古江彩佳

◆米女子プロゴルフツアー スコットランド・オープン 最終日(31日、英ダンドナルド・リンクス=6494ヤード、パー72)

 最終ラウンドが行われ、9位で出た古江彩佳(富士通)が日米両ツアーで自己最少スコアの62をたたき出し、通算21アンダーの逆転でツアー初優勝を飾った。4打差を追った最終日に10バーディー、ボギーなしの62と猛チャージをみせ、米女子ツアー会員としてルーキーイヤーに初の頂点をつかんだ。次週は同じスコットランドのリンクスで行われる、今季メジャー最終戦・AIG全英女子オープン(8月4日開幕、英ミュアフィールド)で2戦連続Vに挑む。

 優勝会見の古江の一問一答は以下の通り。

 ―ツアー初優勝を果たして、今の気持ちは。

 「本当にすごくうれしいです。4打差もあったので、すごく難しいと思っていたけど、今日は本当にいいゴルフができて、優勝できて良かったなと思います」

 ―「62」をマーク。どんな気持ちでプレーしていたか。

 「うまく集中ができて、ショットもパターも本当に良かったなと思いますし、決めたいバーディーパットが、しっかり入ったのがすごく良かったなと思います」

 ―日本ツアーでは7勝しているが、米ツアーのルーキーイヤーで優勝できると思っていたか。

 「思っていなかったです」

 ―スコットランドで優勝して。

 「うれしいし、スコットランドの普段と違うリンクスコースで優勝できたのはすごくうれしいなと思います」

 ―今日の朝食は何を食べたのか。

 「お茶漬けとチョコのコーンフレークを食べました」

 ―今週の勝因は。

 「ショットも本当に真っすぐ行っていたのが大きかったとは思うけど、パターがショートパットもロングパットも入った回数が多かったので、パターが一番良かったかなと思います」

 ―リンクスコースに向けて、どんな調整をしたのか。

 「調整はあんまりしていないけど、スコットランドは風が強いと思うので、そこをうまく計算して打っていって、この優勝につながったと思います」

 ―パターはどんな調整をしたのか。

 「今日だけじゃなくて、今週はずっと良かったと思います。パター(の練習)は1つのボールで打つのが普通だと思うけど、(今週は)フェースを真っすぐ当てることを意識するために2個のボールを同時に打つことをやってみて、良かったなと思います」

 ―キャディーの貢献は。

 「自分の感覚としてはないランの距離感はアドバイスになっていますし、風の計算でも本当に助かっていました」

 ―次週の今季メジャー最終戦、AIG全英女子オープンに向けて。

 「また切り替えて、来週は来週で頑張りたい。今週は疲れていると思うので、休んでまた来週に備えたいなと思います。(この後は)う~ん…寝ます(笑い)」

 ―日本女子では畑岡奈紗が6勝を挙げている。今日は畑岡もいる中優勝したが。

 「(畑岡が)『おめでとう』と言って下さるのは本当にうれしいですし、奈紗さんのように優勝の回数を増やしていけるように頑張りたいなと思います」

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