地元出身の大会ホステスプロ・小祝さくらは5差9位 北海道大会初制覇は「まだまだ足りない部分が多すぎて」


小祝さくらは地元北海道での初優勝に届かなかった(カメラ・榎本 友一)

小祝さくらは地元北海道での初優勝に届かなかった(カメラ・榎本 友一)

◆女子プロゴルフツアー 北海道meijiカップ 最終日(7日、札幌国際CC島松C=6557ヤード、パー72)

 地元の北海道・北広島市出身で特別協賛の明治グループと契約するホステスプロの小祝さくら(ニトリ)は、4打差14位で出て4バーディー、1ボギーの69。通算4アンダーの9位で終えた。

 悲願の北海道大会初制覇には5打及ばず。3日間とも強風が吹き荒れ、フェアウェーや小さなグリーンをとらえるのに苦しんだ。パットもなかなかかみあわず「風が強くて、そこが難しいなと改めて思った。今後、風が強い中でもスコアを伸ばしていく技術が必要になってくるので、実力を上げていかないと、と思いました」と1週間を総括した。

 今月25日開幕のニトリレディスも大会ホステスプロとして、北海道大会制覇への今季ラストチャンスに挑む。「小樽CCは本当に難しいコースで、いいイメージがないんですけど、しっかり調子を上げて戦えるようにしたいです」と気を引き締めていた。

 最終日に大会ベストスコア66をたたき出した、通算23勝の横峯さくらが2位に入った。通算7勝の小祝は「自分がアマチュアの時に活躍されていて、憧れのような存在だった人と同じ舞台で、こうやってプレーできていることはうれしく思います。自分もそういう存在になれるように、頑張りたいです」と、12歳年上のさくら先輩に羨望のまなざしを向けた。

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