松山英樹は11位で日本男子初の年間王者に届かず ロリー・マキロイが大逆転で3度目の栄冠


◆米男子プロゴルフツアー プレーオフシリーズ最終戦 ツアー選手権 最終日(28日、米ジョージア州イーストレイクGC=7346ヤード、パー70)

 第3ラウンド(R)の残りと最終Rが行われた。8位から最終Rに臨んだ松山英樹(LEXUS)は、3バーディー、3ボギーと伸ばせず、通算13アンダーで8打差の11位だった。6打差2位で最終Rを出たロリー・マキロイ(英国)が66をマークし、通算21アンダーで逆転優勝。15~16年、18年~19年に続き、自身3度目の年間王者に輝いた。初日から首位を走った世界ランク1位のスコッティ・シェフラー(米国)は73の20アンダーで任成宰(韓国)と並び1打差2位に終わった。

 松山は1番でボギーとしたが、3番パー4はフェアウェーから残り141ヤードの第2打をピン左約1・2メートルにピタリとつけてバーディー。しかし4番、6番もボギーで落とし、苦しい戦況で折り返した。後半は11番からの連続バーディーで2つスコアを伸ばしたが、日本男子初の年間王者には届かなかった。

 大会は年間ポイントを反映し、スタート時のストロークに差をつけるハンディーキャップマッチ。また、プレーオフシリーズの最終戦で、出場者がポイントの上位30人に絞られた。歴代2番目に長い、9年連続出場を果たした松山は、ポイントランク年間17位で2アンダーからスタートしていた。なお、年間王者となったロリー・マキロイはボーナス1800万ドル(約24億8400万円)を手にした。

最新のカテゴリー記事