◆女子プロゴルフツアー ゴルフ5レディス 第1日(2日、千葉・ゴルフ5Cオークビレッヂ=6465ヤード、パー72)
11歳のアマチュアながらゴルフ5と所属契約し、最終日(4日)に18番ゲストリポーターを務める「ゴルフ天才少女」須藤弥勒(ゴルフ5)が第1ラウンドを見学し、近い将来のゴルフ5レディス優勝を誓った。
ゴルフ5を運営するアルペングループの水野敦之・代表取締役社長の激励を受けた弥勒は「今の私があるのはゴルフ5さんのお陰です。本当に恩に感じています。恩返しとして近い将来、ゴルフ5で優勝したいです」と言葉に力を込めて話した。弥勒の父・憲一さんも「アルペングループさんと須藤家は相思相愛だ、と思っております。他社に動く気はありません。ゴルフ5さんから離れる時は弥勒がゴルフをやめる時です」と力説した。
弥勒は今年6月に欧州ジュニア選手権に優勝し、史上初のジュニアゴルフ世界4大メジャーのグランドスラムを達成し「天才少女」と呼ばれる。8月から日本女子ツアー通算23勝の横峯さくら(エプソン)の父で元コーチの横峯良郎氏の指導のもとスイング改造に乗り出し、さらなるレベルアップを図っている。今年1月からアマ資格の規定が大幅に改定され、アマチュアゴルファーも無制限でスポンサー収入を得ることが可能になったため、現在、12社・団体のスポンサーを持つ。その中で所属契約を結ぶゴルフ5はメインスポンサー。弥勒は最終日には18番ゲストリポーターを務めるなど、大会の盛り上げに一役を買っている。
「このコースはとても難しいです。プロの皆さんがどのように攻略するか、勉強しています」と弥勒は話す。第1ラウンド終了後には近隣のゴルフ練習場に向かい、横峯良郎氏から与えられている課題に取り組んだ。