長男の看病から4試合ぶり復帰の横峯さくらが好発進「息子の体調が第一優先です」


横峯さくら

横峯さくら

 ◆女子プロゴルフツアー ゴルフ5レディス 第1日(2日、千葉・ゴルフ5Cオークビレッヂ=6465ヤード、パー72)

 ツアー通算23勝の横峯さくら(エプソン)が5バーディー、1ボギーの68で回り、ホールアウト時点で首位と1打差の4位と好発進した。北海道meijiカップ(8月5~7日)で今季自己最高の2位となった後、体調を崩した長男・桃琉(とうり)君(1歳7か月)の看病のため、2試合を欠場。先週のニトリレディスは元々、出場登録していなかったため、4試合ぶりのツアー復帰となったが、北海道meijiカップの好調を維持。調子が上がってきた時期の欠場について「息子の体調が第一優先です」と36歳のママさん選手はきっぱりと話した。その後、桃琉君の体調は完全回復。「おもちゃのクラブでボールを打っています」と満面の笑みで話した。

 「前半、雨が降りましたが、一打一打、集中してプレーできました。難しいコースなので、明日からもアンダーパーで回れるように丁寧にプレーします」と横峯は落ち着いた様子で話す。母は強し。2014年の大王製紙エリエールレディスオープン以来、8年ぶりの優勝へ期待がかかる。

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