馬場咲希、日本女子オープンを前に憧れ宮里藍さん主宰のジュニア大会に出場…17歳最年少Vへ金言授かる


宮里藍さん主宰のジュニア大会に出場する馬場咲希

宮里藍さん主宰のジュニア大会に出場する馬場咲希

 ゴルフの全米女子アマチュア選手権(8月)で優勝した馬場咲希(17)が、宮里藍さん(37)主宰のジュニア大会「宮里藍インビテーショナル Supported by サントリー」(24~25日、茨城・PGM石岡GC)に出場することが6日、分かった。出場が確実な国内最高峰の舞台、17歳160日での最年少メジャー制覇がかかる日本女子オープン(29日開幕・千葉)を前に、元世界ランク1位の“レジェンド”から金言を授かる。

 270ヤードの圧倒的な飛距離を武器に世界を驚かせた馬場が、憧れの藍さんと再び共演する。同ジュニアイベントは今年で3回目を迎え、17年限りで引退した藍さんの「私にしかできないジュニアとの関わり方をしたい」と実現。24日から2日間、約30人の女子が36ホールのストロークプレーで争い(一般観戦不可)、ラウンド後には藍さんの現役時代の活躍を支えた教え「ビジョン54」の講義も行われる。

 5月のブリヂストンレディス会場では、交流会に出席した馬場が米ツアー9勝の藍さんに米国での対策を積極的に質問する姿があったという。過去にインビテーショナルにも参加経験があり、今回も出場を強く望んでいたようだ。関係者は「藍さんと直接話ができる貴重な機会になるでしょう」と話している。

 2003年に高3の18歳で史上2人目(当時)のアマVを達成した先駆者である藍さんは05年に日本女子オープンを制した。今回のジュニア大会は、馬場の凱旋出場となる住友生命レディス東海クラシック(16~18日)と日本女子オープンの間の週に開催する。8月下旬の世界女子アマ(フランス)でも個人戦で1打差4位、チーム戦で3位と存在感を示した新星。メジャーでは、16年に17歳263日で日本オープンを制した畑岡奈紗以来2人目のアマ&最年少17歳160日での優勝に向け、“藍魂”を吸収する。

最新のカテゴリー記事