原英莉花、年少2番目23歳208日でのメジャー3冠へ「気持ち高まっている」8日から日本女子プロ選手権


8番、報道陣に手をふる原英莉花(カメラ・岩田 大補)

8番、報道陣に手をふる原英莉花(カメラ・岩田 大補)

 国内女子ゴルフの今季メジャー第2戦、日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯は8日に京都・城陽CCで開幕する。メジャー2勝の原英莉花(23)=NIPPON EXPRESSホールディングス=は6日、9ホールの練習ラウンドで調整し「大きなタイトルを前に気持ちも高まっている」と、年少2番目となる23歳208日でのメジャー3冠へ気迫を込めた。

 3戦連続トップ10と上り調子だが「最終日に伸ばせていないので、気持ちとプレーが反している」と、昨年11月以来勝利から遠ざかる現状にモヤモヤ感が拭えない。今週は「(京都の)パワースポットに行きたい」と熱望した。中でも「金閣寺に行きたい」とし、中学時代の修学旅行で「宇治抹茶アイスを食べてのんびりしすぎて、行きそびれたので」と、古都での苦い思い出を明かした。

 20年の日本女子オープン、JLPGAツアー選手権リコー杯に続く11人目のメジャー3冠なら、2009年大会・諸見里しのぶ(23歳59日)に次ぐ若さで、平成生まれとして初の達成となる。女子プロの頂点を目指す4日間へ「すごく価値のある試合」と原。国内有数の起伏あるコース攻略へ、万全を期して臨む。(岩原 正幸)

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