西郷真央、初メジャーVへ「気合が入ると空回りするので、自分を落ち着かせてプレーしたい」


17番ホール、西郷真央はティーショットを前にコースを確かめる(カメラ・岩田 大補)

17番ホール、西郷真央はティーショットを前にコースを確かめる(カメラ・岩田 大補)

◆女子プロゴルフツアー 今季メジャー第2戦 日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯 プロアマ(7日、京都・城陽CC=6555ヤード、パー72)

 今季5勝で初メジャー制覇を狙う西郷真央(島津製作所)が公式会見に出席し「性格上、メジャーだからと気合が入ると空回りする。どの試合も同じように全力で、自分を落ち着かせてプレーしたい」と平常心を強調した。

 昨年は最終日に稲見萌寧に逆転を許し、2位。「昨年はジュニアから回ったことのあるコース(静ヒルズ)で、いいイメージで上位でプレーできた。このコースは初めてで、難しい。まずしっかり自分のプレーに集中して、結果がついてくればいい」と語った。

 コースの印象については「場所によってはラフが長いホールがあり、スコアを落としやすい原因になる。ティーショットをフェアウェーに置くこと」と警戒。8月の国内ツアー復帰後は20位、予選落ち、18位となかなか調子が上がらないが「先週の最終日にショットが良くなってきた」。5月から優勝から遠ざかる現状にも「昨年より飛距離自体が伸びているので、合わせるために少し横(方向性)のズレが生じている。(調子が)下がっているという認識ではなく、良くなるための過程と考えている」と、前向きに分析した。

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