畑岡奈紗「スコアは出ると予想」 渋野日向子「今週は予選通過できるように」…8日開幕・新規大会へ意気込み


 米女子プロゴルフツアーのクローガー・クイーンシティ選手権は8日から4日間、米オハイオ州ケンウッドCC(6515ヤード、パー72)で行われる。日本勢は6人が出場。現地時間7日、出場選手は会場で最終調整を行った。

 世界ランク9位の畑岡奈紗(アビームコンサルティング)は4月のDIOインプラントLAオープンに続く今季2勝目を狙う。新規大会だが、コースの印象については「ラフが深い。ただ、先週に比べるとフェアウェーが広かったり、(ショットで)落とし所が見えてプレーしやすいのかなと思います」と語った。前週のダナ・オープンでは、ツアーで自身初の連覇にこそ届かなかったが、7位に入り、好調を維持している。「(全体の)スコア出ると予想はしているので、それに自分もついていけるように頑張りたいです」と意気込んだ。

 8月のAIG全英女子オープン3位の渋野日向子(サントリー)は「グリーンもちょっと重たい感じ。1番ホールからかなり長いし、パー5も2オンは難しいので、長いクラブやアイアンでの勝負になってくるとは思います」と見据えた。前週の予選落ち後は特にショートパットを磨いてきたという。「結局パーオン率や、これだけ(グリーンで球が)止まるということはスコアも出やすいのかなと思っているので、しっかり1日目から攻めていけるように。今週は予選通過できるように頑張ります」と決意した。

 米女子ツアーのルーキーイヤーで2勝目を目指す古江彩佳(富士通)は「フェアウェーも広くてグリーンも結構大きいイメージはあります。できるだけ(ピン)デッドに狙ってうまくつけれたら」とコース攻略に闘志を燃やした。調子については「ぼちぼちです」といつも通りを強調。「今週もまずは予選通過を目指して、決勝ラウンドに行ったら、また上位を目指していけたらいいなと思います」と言葉に力を込めた。

 初日(8日)は、渋野は午前8時14分(日本時間午後9時14分)に1番からティーオフ予定。畑岡と古江は午前8時47分(同午後9時47分)に1番から同組でスタートの予定となっている。そのほか、前週のダナ・オープンで3戦ぶり予選通過(38位)を果たし、復調の兆しを見せる笹生優花、ツアー通算3勝の野村敏京、上原彩子(モスバーガー)も出場する。

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