山下美夢有選手はティーショットで迷いなく振り切れるのが強さ…諸見里しのぶさんが分析


10番ホール、山下美夢有はティーショットを放つ(カメラ・岩田 大補)

10番ホール、山下美夢有はティーショットを放つ(カメラ・岩田 大補)

◆女子プロゴルフツアー ▽今季メジャー第2戦 日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯 第2日(9日、京都・城陽CC=6555ヤード、パー72)

 ツアー史上12人目のメジャー連勝に挑む山下美夢有(みゆう、加賀電子)が1打差2位で出て、6バーディー、3ボギーの69で回り、通算9アンダーで首位に立った。菅沼菜々(あいおいニッセイ同和損保)と川岸史果(加賀電子)も首位。2009年大会覇者でツアー通算9勝の諸見里しのぶさんが、山下の第2ラウンドのプレーを振り返った。

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 初日より難易度の高い位置にピンが切られた中、山下選手は安定したティーショットが光りました。フェアウェーキープが14回中13回と抜群で、常にいい位置から攻めていくことができました。決めた所に迷いなく振り切れるところが強さです。砲台のグリーンを狙うショットで苦戦している場面がありましたが、12番で5メートル、13番は8メートルのバーディーパットを決めて流れを作り、14番で約2メートルのシビアなパーパットを決め切り、粘れたことが大きかったと思います。

 メジャー2連勝に向けて、最終日をいい位置で迎えるため、第3日のプレーが重要になってきます。そこで、メジャーで初日から首位を走った5月のワールドレディスサロンパスカップでの経験が生きてくると思います。(女子プロゴルファー)

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