◆日本、アジア、韓国共催 男子プロゴルフツアー シンハン・ドンヘ・オープン 第3日(10日、奈良・KOMAカントリークラブ=7065ヤード、パー71)
日本初開催の3ツアー共催大会は、日没順延となった第2ラウンド(R)の残りと第3Rが終了した。5差10位から出た奈良県出身の木下稜介(ハートランド)が5バーディー、ボギーなしの66で回り、通算14アンダーで日本勢トップタイの5位に浮上した。
木下は「ボギーがなかったので、いい流れで回れた。明日はビッグスコアを出さないと、(優勝に)届かないと思う。終盤(のホール)で伸ばせれば、チャンスはあるかも」。地元では初Vとなるツアー3勝目へ、最終日に首位との5打差逆転を狙う。
1差2位でスタートした比嘉一貴(フリー)は3バーディー、2ボギーの70で回り、通算14アンダー。「最後(18番)のバーディーで、ワンチャンス残ったと前向きにとらえたい。(明日は)10アンダーくらいのプレーが必要と思うので、チャンスひとつ逃さないように積極的なプレー、アグレッシブな気持ちでいきたい」と同じく5位からの大逆転へ意欲を示した。
前日トップのT・ケーオシリバンディット(タイ)がスコアを5つ伸ばし、19アンダーで首位キープ。