メジャー連勝逃した山下美夢有 71と伸ばしきれず「悔しい」…逆転負けの課題は「パター」


5番ホール、山下美夢有はティーショットを放つ(カメラ・岩田 大補)

5番ホール、山下美夢有はティーショットを放つ(カメラ・岩田 大補)

◆女子プロゴルフツアー 今季メジャー第2戦 日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯 最終日(11日、京都・城陽CC=6555ヤード、パー72)

 2打差の単独首位で出た山下美夢有(みゆう、加賀電子)は3バーディー、2ボギーの71と伸ばしきれず、通算13アンダーの3打差2位で、ツアー史上12人目のメジャー連勝はならなかった。19歳の川崎春花が4打差4位から64で回り、逆転で初優勝を飾った。

 山下は「伸ばすことができなかったので悔しい。(年下に負けたというよりも)自分のプレーに納得ができない」と振り返った。終盤は3、4人が首位に並ぶ展開となったが、後半に6つスコアを伸ばした2学年下の川崎に逆転を許した。

 今季3勝目を逃した山下は「(今日は)4つ伸ばせたらいいと思っていた。しっかりバーディーを取ろうと攻めのゴルフをしていたけど、パターが入らないので(課題は)パターかなと思った。こういう最終組で回れる楽しみもあったので(結果は)悔しいけど、また次にという感じで切り替えていこうと思っている」と、努めて前向きに話した。

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