日本ゴルフ協会(JGA)は12日にオンライン会見を開き、主催する日本(10月20~23日、兵庫・三甲GCジャパンC)、日本女子(9月29~10月2日、千葉・紫CCすみれC)、日本シニア(9月15~18日、滋賀・タラオCC西C)の3オープンの開催概要を発表した。
今月末に開幕する日本女子オープンは出場選手120人のうちアマチュアは23人が出場予定。8月の全米女子アマチュア選手権で日本勢37年ぶり2人目の優勝を飾った馬場咲希、馬場とともに世界女子アマチーム選手権で団体3位に入った橋本美月(東北福祉大2年)、上田澪空(東京・共立二高2年)、オーストラリアのアマ代表チームから1人のいずれもアマ4人が特別承認で出場する。なお、米女子ツアーを主戦場とする畑岡奈紗、渋野日向子、笹生優花、古江彩佳は欠場となった。
今年で87回目を迎える日本オープンは、米ツアー通算14勝のアダム・スコット(オーストラリア)の3年ぶり6度目の出場が検討されているという。
また、アマ世界一に贈られる「マコーマックメダル」を2年連続で獲得したアマチュアの中島啓太(日体大4年)について、会見に出席したJGA顧問の戸張捷氏は「プロ転向の宣言をするであろうと、ちまたではそういう話になっている」と明かした。プロ転向した場合、アマで持つ出場資格はなくなるが、同氏は「気持ちとしては主催者推薦で出てもらいたいと考えております。出る方向で」と中島がプロ転向後、出場を検討する考えを示した。中島とともに今月上旬の世界アマチーム選手権で活躍したアマの蝉川泰果(たいが、東北福祉大4年)、岡田晃平(同3年)は特別承認で出場する。