日立3ツアーズ選手権は収益金を各団体へ寄贈 昨年12月に稲見萌寧、西郷真央ら活躍


2021年の日立3ツアーズ選手権、優勝したJLPGAチーム(前列左から)勝みなみ、西郷真央、稲見萌寧、西村優菜(後列左から)小祝さくら、小林浩美会長、原英莉花、菊地絵理香(カメラ・今成 良輔)

2021年の日立3ツアーズ選手権、優勝したJLPGAチーム(前列左から)勝みなみ、西郷真央、稲見萌寧、西村優菜(後列左から)小祝さくら、小林浩美会長、原英莉花、菊地絵理香(カメラ・今成 良輔)

 昨年12月に千葉で行われたプロゴルフの男子、シニア、女子の対抗戦「日立3ツアーズ選手権」の主催者は12日、大会で集まった収益金を各団体へ寄贈したことを報告した。

 大会は3つのプロゴルフツアーが手を組み、ツアーに参加する日本選手による積極的な社会貢献を促し、ゴルフを通じてチャリティーを生み出し、提供することが目的の一つ。選手の獲得賞金の20%、入場料収入の一部、会場での募金、来場者を対象として行われるチャリティイベントの参加費は、難病を抱える子どもたちや家庭環境に恵まれない子どもたちを支援する団体などへの寄付金、ジュニアゴルファーの育成、11年東日本大震災や16年熊本地震により被災された方々への支援として寄贈し、役立てられる。

 この日、大会による収益金の寄贈先と額が報告され、「NPO法人・日本ジュニアゴルファー育成協議会」と「日本プロゴルフ殿堂」に500万円ずつ、「認定NPO法人難病のこども支援全国ネットワーク」などに約354万7100円、「東日本大震災みやぎこども育英募金」などに100万円ずつ贈られた。

 21年大会は日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)チーム(菊地絵理香、勝みなみ、小祝さくら、原英莉花、稲見萌寧、西村優菜、西郷真央)が2大会連続6度目の優勝を飾って幕を閉じていた。

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