◆米男子プロゴルフツアー フォーティネット選手権 第2日(16日、米カリフォルニア州・シルべラードリゾート=7123ヤード、パー72)
日没順延となった第1ラウンドの残りと第2ラウンドを行った。日本男子歴代最多8勝の松山英樹(LEXUS)は、6打差26位で出て4バーディー、4ボギーの72で回った。通算3アンダーで、首位と9打差の42位で決勝ラウンドへと進んだ。
出だしの1番パー4は、3パットのボギー発進となった。3番パー4はドライバーで320ヤード飛ばして右のラフへ。第2打をピン左下7Mにつけて、スライスラインを読み切って初バーディーを奪い、拍手を浴びた。4番パー4は、第1打を右バンカーに入れてボギー。5番パー5は第1打を右OBでボギーとした。8番パー4は、アイアンでの第2打をピン上3・5Mにつけて伸ばした。
後半は、13番パー4で第1打を左バンカーに入れてボギー。16番パー5は3打目を3Mに寄せて伸ばした。18番パー5も3打目を3・5Mにつけてバーディー締め。終盤は予選カットラインがちらつく中で16番、18番としっかりパー5でバーディーを奪って順位を上げる底力を見せた。
フェアウェーキープ率は初日と同じ35・71%と低迷。それでも、パーオン率は72・22%と改善した。ラウンド後、昨年のマスターズ王者は「昨日同様、ショットがうまくいかない。苦労はしましたけど、最後はバーディーをとれて良かった」と大きく息を吐き出した。新シーズン初戦で「(予選を)落ちるのと、落ち無いのとはだいぶ違うと思うので、通れてよかったと思います。1つでも良いショット、良いパットが続くようにしたいなと思います」と昨年6位に入った大会で、決勝ラウンドでの巻き返しを期した。