日本女子ツアー通算23勝の横峯さくら(エプソン)の父で元参院議員の横峯良郎氏が任期満了に伴う宮崎県知事選(12月8日告示、25日投開票)に出馬する意向を固めたことについて、横峯氏に指導を受けるジュニアゴルフ世界4大メジャー制覇の「天才少女」須藤弥勒(ゴルフ5)と家族は17日、横峯氏が当選した場合、宮崎県に移住する覚悟で、引き続き指導を受けることを熱望した。
弥勒は8月から横峯氏に弟子入りし、大幅な飛距離アップのためにスイング改造に乗り出している。「私はまだ小学生なので選挙の詳しいことは分かりませんが、横峯監督のゴルフ理論が素晴らしいことはよく分かります。これからも指導を受けたいです」と弥勒はきっぱりと話した。
現在は月に数日、茨城県内のゴルフ場を拠点として指導を受けているが、横峯氏が宮崎県知事に就任した場合、両親は生活と練習の拠点を宮崎県に移すことも検討している。父の憲一さんは「横峯監督は多くの人が想像するよりも100倍、細かく、よく考えている方です。私よりもずっと頭がいい。今回の出馬についても事前に連絡があり、細かい気配りもできる。もし、知事になれれば、宮崎県だけではなく、日本にとっても良いことと思います。『弥勒との関係は変わらない』と言ってもらっているので、当選した暁には、我々、須藤家が宮崎県に移住する覚悟があります」と力説した。
横峯氏自身も「弥勒ちゃんは才能があるし、努力できる天才でもある。どんな形でも指導は続けたい」と話す。知事選の結果にかかわらず「良郎&弥勒」の師弟コンビは継続される。