尾関彩美悠は牛タンパワーで4人目の初Vからの2週連続Vへ挑戦 「美味しいよ、と聞いたお店に毎日」


プロアマラウンドでホールアウトし笑顔をみせた尾関彩美悠(カメラ・小泉 洋樹)

プロアマラウンドでホールアウトし笑顔をみせた尾関彩美悠(カメラ・小泉 洋樹)

 国内女子ゴルフツアーの第49回ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン(報知新聞社後援)は23日から3日間、宮城・利府GC(6491ヤード、パー72)で行われる。前週、初優勝を飾った尾関彩美悠(あみゆ、フリー)は22日、プロアマ戦などで最終調整。大会公式会見にも臨み、初V翌日から自身初の宮城入りを果たし、好物で仙台名物の牛タンを連日食べていることを明かした。

 「美味しいよ、と聞いたお店に毎日、違うお店に1つずつ行っています。今日は昼も牛タンを食べて夜もお父さんが行くと言っていたので、4日連続ですね」と19歳の新ヒロインはほほ笑んだ。

 初優勝の反響は予想以上に大きく、スマホが「鳴り止まないほど」だったという。先週の大会会場の愛知から、宮城まで19日の車移動の際に車中で約9時間かけて一件、一件丁寧に返信したという。

 今大会は用具契約する住友ゴム工業が特別協賛社で、尾関は「大会ホステスプロ」となる。「初めてのホステス大会なので、ダンロップのクラブを使って上位にいけたら」とうなずいた。8月の岩井千怜以来、ツアー史上4人目となる初優勝からの2週連続優勝がかかる。「すごい言われるんですけど、自分的にはしっかり切り替えていて。ショットやゴルフの調子は変わらず良い感じで。今週は今週で、優勝争いができたらいいな」と心中を明かした。

 利府GC攻略のポイントについては「グリーンのアンジュレーションが難しい。硬くて速いので、どこにつけるとバーディーパットを打てるとかのマネジメントが大事になってくる。ショートホール(パー3)が(距離が)長い。池もあるので、しっかりパーセーブできれば」と語り、表情を引き締めた。

 東北唯一の大会は、賞金総額7000万円で優勝賞金は1260万円。プロ、アマチュア計108選手が出場する。

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