竹田麗央「エメラルド世代」19歳2位浮上 首位の山下美夢有に8差も逆転劇狙う


2番、ティーショットを放つ竹田麗央(カメラ・小泉 洋樹)

2番、ティーショットを放つ竹田麗央(カメラ・小泉 洋樹)

◆女子プロゴルフツアー ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン 第2日(24日、宮城・利府GC=6491ヤード、パー72)

 飛ばし屋のルーキー・竹田麗央(19)=ヤマエグループHD=が4位で出て6バーディー、2ボギーの68をマーク。通算9アンダーで8打差の2位に浮上した。同じ2003年度生まれ「エメラルド世代」の10代選手が2週連続で優勝しており、1988年のツアー制施行後ではともに初となる3週連続10代V&4週連続初優勝者誕生に挑む。67で回った山下美夢有(21)=加賀電子=が17アンダーの単独首位を守り、通算4勝目に王手をかけた。

 スケールの大きなルーキーが、紅葉色づく東北で輝きを放った。竹田は抜群の飛距離を生かして2、8、14番のパー5でバーディーを奪った。風の吹いた後半は2ボギーも「しっかり切り替えてできた。4つ伸ばせたのは良かった」と笑顔でうなずいた。

 98年度生まれの「黄金世代」や00年度生まれの「ミレニアム世代」がツアーを席巻中。03年度生まれの竹田は、約1か月前にギャラリーから「エメラルド世代」と呼ばれたという。川崎春花(19)、尾関彩美悠(19)と同世代2人が連勝中。今大会3位以内に入れば終盤戦の出場権も確保できる竹田は「同級生はうまい選手が多い。皆で高め合いながらいけたら」と大いに刺激を受けている。

 89年に叔母の平瀬真由美(52)が1差逆転優勝した大会でもある。最終日最終組で一緒の首位・山下とは8打差あるが「最終ホールまでまだ何が起こるか分からない。山下さんも初日に12アンダー(60)を出しているので、絶対に無理だとは思わない。しっかり自分のプレーを続けられたら」と竹田。若さと豪打で、ツアー史上初の逆転劇を演じる。(榎本 友一)

 ◆竹田 麗央(たけだ・りお)2003年4月2日、熊本県生まれ。19歳。6歳の時、母の影響でゴルフを始める。熊本国府高1年時の19年九州ジュニアで優勝。21年11月の最終プロテスト5位で合格。得意クラブはドライバーで今季平均飛距離は約254ヤード。今年のレギュラーツアー12戦に出場し、8月のCATレディース3位が最高。年間獲得賞金は919万7000円で80位。家族は両親と兄、弟。166センチ、68キロ。

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