松山英樹 ZOZOで連覇挑戦「早く優勝したい。それがまた、ここだったら最高」


日差しを浴びながら練習場で打ち込む松山英樹(カメラ・今西 淳)

日差しを浴びながら練習場で打ち込む松山英樹(カメラ・今西 淳)

 米男子ゴルフツアーのZOZOチャンピオンシップは13日から4日間、千葉・アコーディア習志野CC(7079ヤード、パー70)で行われる。昨年覇者の松山英樹(30)=LEXUS=が11日、会見に出席し「連覇っていうのはそう簡単じゃないものだと思うけど挑戦できるのは今は僕だけ。それに向けてしっかり準備をしていきたい」と意気込みを語った。

 昨季はこの大会と1月のソニーー・オープンで2勝を挙げ、米ツアー通算8勝。9月に始まった新シーズンへ「早く優勝したいという気持ちが強い。それがまた、ここだったら最高だなと思います」と表情を引き締めた。

 この日は午前10時半にコース入り。コーチの目澤秀憲氏に加え、畑岡奈紗のコーチの黒宮幹仁氏に見守られながら球を打った。「目澤さんと2人は仲がいいので。そいうところで意見をもらっています」。黒宮氏が指導する岩崎亜久竜(あぐり)と9ホールを回った後は午後4時半まで1時間練習し、子供たちにサインをしてコースを後にした。

 2019年大会はタイガー・ウッズ(米国)との優勝争いの末に2位。昨年は18番パー5で240ヤードの第2打を5ウッドでピンにからめてイーグル締め。「18番のセカンドを打ってから、すごい歓声だったことを思い出す」とラウンド後に語った。

 3週前のプレジテンツカップ後は、国内で調整を続けてきた。「昨日、今日とたくさんギャラリーが来てくれた。試合はもっと多くなると思うので、いいプレーをして期待に応えたい」。16、17年のフェニックス・オープン以来の大会連覇へ、声援を力に72ホールを戦い抜く。

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