渋野日向子は70で終える「落ち着いた内容でできている」後半3連続バーディー…BMW女子選手権第2日


渋野日向子

渋野日向子

◆米女子プロゴルフツアー BMW女子選手権 第2日(21日、韓国・オークバレーCC=6647ヤード、パー72)

 第2ラウンドが行われ、41位で出た渋野日向子(サントリー)が後半の1番から3連続バーディーを奪い、3バーディー、1ボギーの70で回り、通算2アンダーでホールアウトした。後ろの組はまだプレー中だが、ホールアウト時点で暫定27位に浮上している。

 前半はしのいだ。出だしの10番はバンカーから約1メートル半に寄せてパーを拾うと、14番はカラーからパターで約4メートルオーバーさせたが、返しのパーパットを決めきった。前半の全9ホールをパーとして折り返すと、1番パー4でフェアウェーからの第2打をピン手前約2メートルにつけて初バーディーを奪取。2番パー5は3打目を約2メートル半につけ、3番は約3メートルのパットを決めきった。1番から3連続バーディーで流れに乗ったが、その後はパーを並べ、最終9番パー4は第2打でグリーンを捉えたが、キャリーでグリーン上の段を越えられず15メートルほど残り、ボギーをたたいた。

 ラウンド後のWOWOWのインタビューでは「前半は結構微妙なパットが残ってしまったのが、全部入ってくれて。いい流れでいけとったのに…最後はやっぱり悔しかったです。後半はいいショットを打つ回数は多かったけど、まだ傾斜地での縦距離が合っていない。ただ、ショットが荒れている中でもアプローチで拾ったり、微妙なパットを入れて、大たたきを防いでいる感じはある。米国の時と比べたら、ちょっと落ち着いた内容で、できているのかなと思います」と振り返った。3日目に向け「もう少しバーディーを取れるように。5個取ろうと思ったけど、取れんかった。60台で回れるように頑張ります」と自身に言い聞かせていた。

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