石川遼 終盤のトリプルボギーで7オーバー 予選通過圏外も「次の試合に対してプラスな部分が結構ある」


11番、ティーショットを放つ石川遼 (カメラ・馬場 秀則)

11番、ティーショットを放つ石川遼 (カメラ・馬場 秀則)

◆男子プロゴルフツアー メジャー第3戦 日本オープン 第2日(21日、兵庫・三甲GCジャパンC=7178ヤード、パー70)

 63位から出た石川遼(カシオ)は3バーディー、4ボギー、1トリプルボギーの74で、通算7オーバーの暫定72位。予選通過(60位まで)の圏外となっている。

 10番から出て2ボギーが先行も、16番から3連続バーディーと一時は巻き返した。後半は5、7番でボギーとし、迎えた終盤の8番パー3。5メートルから4パットを喫し、痛恨のトリプルボギーでこの日4オーバー。腰痛から3週ぶり復帰戦で予選通過が厳しい状況になった。

 ラウンド後は「全体的には悪くなかった。ドライバーも最後まで良い感じで打てている。コースに対して合わせていけなかったところ、ラフとかアプローチとか、グリーンの読みとかそこら辺が合っていなかったが、収穫はありましたし、あとは練習して仕上げていくだけ。次の試合に対してプラスな部分が結構ある。うまくいかなかった部分は悔しいけど、全然ゴルフをさせてもらえなかったという感じではない」と前向きに話した。

 大会前は腰の具合に関して10日間クラブを振れず、今月12日から練習を再開したばかりで徐々にならしていく段階だと明かしていた。2日間を戦い、「(まだ)徐々に様子をみながらだが、このレベルで済んでよかった。打ちたいショットをその場しのぎではなくテーマを持ってやれて、できたりできなかったり。できたショットもあったのでプラスに捉えて、まずは良いゴルフをしっかりできるようにしたい」と見据えた。

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