95年ぶりアマVへ 蝉川泰果が11アンダーで5打差首位 9番パー4でイーグルも…日本オープン第3日前半終了


3番、グリーン脇のバンカーからリカバリーショットを放つ蝉川泰果(カメラ・馬場 秀則)

3番、グリーン脇のバンカーからリカバリーショットを放つ蝉川泰果(カメラ・馬場 秀則)

◆男子プロゴルフツアー メジャー第3戦 日本オープン 第3日(22日、兵庫・三甲GCジャパンC=7178ヤード、パー70)

 最終組が前半9ホールを終了した。3人が並ぶ首位で出た、アマチュアの蝉川泰果(たいが、東北福祉大)が10番までに1イーグル、5バーディー、2ボギーとスコアを5つ伸ばし、通算11アンダーで2位に5打差をつけて単独トップに立っている。アマVなら、第1回・1927年大会の赤星六郎以来95年ぶりメジャー制覇となる。

 蝉川はティーが前に出た実測303ヤードの9番パー4で、3ウッドでピン右約8メートルに1オンに成功。イーグルパットを沈めると、ガッツポーズを見せ、数百人のギャラリーから大きな拍手を浴びた。続く10番もグリーン手前からチップインバーディーを決めた。

 ともに東北福祉大出身の比嘉一貴が6アンダーの2位につけ、金谷拓実が5アンダーの3位につける。岩崎亜久竜、アマの杉浦悠太(日大)、C・キム(米国)が1アンダーの4位となっている。

 小平智、稲森佑貴、池田勇太、堀川未来夢らがイーブンパーの7位。A・スコット(豪州)は2オーバーの17位、中島啓太は6オーバーの31位となっている。

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