鈴木愛、「なにわ男子」愛で首位発進 2度のライブで「元気もらった」推しメンとは


18番、セカンドショットを放ち打球を見つめる鈴木愛。この日は7アンダーで首位タイ(カメラ・渡辺 了文)

18番、セカンドショットを放ち打球を見つめる鈴木愛。この日は7アンダーで首位タイ(カメラ・渡辺 了文)

◆全米女子プロゴルフ協会公式戦 TOTOジャパンクラシック 第1日(3日、滋賀・瀬田GC北C=6616ヤード、パー72)

 3年ぶりに日米共催で開幕した。2019年大会覇者の鈴木愛(28)=セールスフォース=が7バーディー、ボギーなしの65で回り、7アンダーで首位発進。昨年7月の資生堂レディスを最後に、優勝に届いていないが、7人組アイドルグループ「なにわ男子」の“推し”に支えられた。通算17勝の実力者が大会“連覇”に挑む。上田桃子(36)=ZOZO=も首位に並んだ。

 鈴木の目に自信が戻った。4番でショット時に「左の腰の開き」を修正すると、残り146ヤードの第2打を2メートル半につけてバーディーを奪い、流れに乗った。計7バーディー、ノーボギーで、前回日米共催で行われた19年大会に続く“連覇”へ絶好のスタートを切り「余裕で10アンダーはいける感じで。ショットが良くなった」と手応えを語った。

 17年、19年に賞金女王に輝いた実力者だが、昨年7月を最後に、1年以上も優勝から遠ざかる。苦境の中で支えてくれたのは「なにわ男子」の“推し”、高橋恭平(22)の存在だった。今年は2度ライブに行き「元気をもらった」。16日に新曲を発売予定で、鈴木は曲のタイトルとかけ「今週が『ハッピーサプライズ』になるように」と力を込めた。

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