蝉川泰果、プロデビュー戦は通算4アンダー暫定35位でホールアウト 「このまま終わりたくない」


10番、声援に笑顔で応えスタートする蝉川泰果(カメラ・石田 順平)

10番、声援に笑顔で応えスタートする蝉川泰果(カメラ・石田 順平)

◆男子プロゴルフツアー マイナビABC選手権 第3日(5日、兵庫・ABCGC=7217ヤード、パー72)

 首位と9差40位から出た、元アマチュア世界一でプロ転向初戦の蝉川泰果(たいが、東北福祉大4年)は4バーディー、1ダブルボギーの70で回り、通算4アンダーでホールアウトした。全組がプレーを終えていないが、現段階で暫定35位。

 蝉川は前半の13、14番で連続バーディー。好発進を決めたが17番でダブルボギーをたたき、スコアを戻した。しかし、18番、続く後半最初の1番で再び、連続バーディー。前日からスコアを2つ伸ばして終えた。蝉川は「出だしはすごくいい流れでバーディー、バーディーを取れたんですけど、そこからもったいないミスをしてダボも来て。何とか2アンダーでは回れたんですけど正直、優勝争いにもっと加わりたかったな、という気持ちでいっぱいです」と唇をかんだ。

 出身地の兵庫県加東市で迎える、プロデビュー戦最終日へ向けて「明日は、絶対にいいことあるんで。地元ということで期待もされているなかで、このまま終わりたくないなという気持ちは、すごくあります。明日は気持ちも前のめりに、ショットもしっかり狙いにいって、いいスコアを狙っていければなと思います」と、さらなる巻き返しを誓った。

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