マスターズの‟涙の中継コンビ”が国内初タッグ…10日開幕、TBS中継の 第50回三井住友VISA太平洋マスターズ


中嶋常幸(左)とTBSの小笠原亘アナウンサー

中嶋常幸(左)とTBSの小笠原亘アナウンサー

 国内男子プロゴルフツアーの第50回三井住友VISA太平洋マスターズ(10日開幕、静岡・太平洋C御殿場C)を中継するTBSは、ツアー通算48勝の中嶋常幸(68)=静ヒルズCC=を解説&実況に起用することを発表した。

 12日(14時~15時54分まで生中継)、13日(15時~16時54分まで録画)の決勝ラウンド2日間の地上波28局全国ネットで放送する。実況は小笠原亘アナウンサーが担当で、中嶋とは国内ツアーでは初タッグ結成となるという。2人は昨年4月、松山英樹が日本男子初のメジャー制覇を成し遂げたマスターズでの涙の中継で話題を呼んでおり、50回記念大会でも注目されそうだ。

 1985、2002、2006年と大会最多に並ぶ3度の大会王者でもあるレジェンド・中嶋は「今年も三井住友VISA太平洋マスターズの時期がやってまいりました。今回は50回記念大会ということで、3回優勝している僕も大会を盛り上げたいと思い、解説として参加させてもらいます。大好きなこの大会に華を添えられたらと思っています。ぜひご覧になって下さい」とTBSを通じてコメントした。

 また、TBSは「届け、スポーツのチカラ、夢すくすくプロジェクト「プロのスゴ技体感!夢すく特別席」と題して、ジャパンゴルフツアー選手会の協力のもと、練習日にコースロープ内でトップ選手のプレーを間近で見られるイベントを地元の子供たちに向けて実施することも発表した。

 ゴルフを身近に感じて、知ってもらうために今回の企画を通じて、その場で子供たちの疑問にプロ達が答えるという。13年&21年大会覇者の谷原秀人選手会長、中西直人選手会副会長、今季2勝で平均飛距離1位の怪物ルーキー・河本力が参加予定。この模様は中継内でも放送するという。

 50回記念大会の今年は4日間入場無料となっている。10年&12年大会覇者の石川遼、アマチュアで史上初の2勝を挙げて前週プロ転向した蝉川泰果らも出場する。

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