昨年覇者・原英莉花「勝ちたい気持ちはすごいある。逃げずに戦いたい」大会連覇で最終戦へ…17日から大王製紙エリエールレディス


プロアマ戦で調整する(カメラ・谷口 健二)

プロアマ戦で調整する(カメラ・谷口 健二)

◆女子プロゴルフツアー ▽大王製紙エリエールレディス 16日、プロアマ日(17~20日、愛媛・エリエールGC=6575ヤード、パー71)

 昨年大会覇者の原英莉花(NIPPON EXPRESSホールディングス)が16日、プロアマ戦で最終調整。昨年大会では最終日の17番パー5で右に曲げたショットが池につかまりかけたが、縁から「1歩分」のギリギリの場所に残っており、そこから2オンしてイーグル。1年ぶりの優勝につなげ、「今日も回っていて、17番は難しいのでよくここでイーグル取ったな~と思いました」と思い返しながら回った。

 19年の初優勝から毎年優勝を重ねてきたが、今季はここまで36試合が終了し、まだ勝ち星がない。「もちろん悔しいですし、勝ちたい気持ちもすごいある」。前半戦は思うようなプレーができていなかったが、「安定はしてきている」と前週の伊藤園レディスでは7位に入った。優勝争いに向けては「気持ちで勝負できるか」と自己分析。「先週、勝負所で消極的になっていると思った。今週は逃げずに戦いたい」と言葉に力を込めた。

 現在、メルセデス・ランクは33位。20年に制した出場人数40人の最終戦のメジャー、JLPGAツアー選手権出場に向けても、連覇に向けても、重要な一戦となる。「ものすごく自分の中で気持ちは高まっている。ちょっと緊張しているけど、いい方のパワーに変えてプレーできたらいいなと思います」と大一番に向け、表情を引き締めた。

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