原英莉花、最終ホールでバーディー取りこぼし「イライラするので食べてリセットします」最終戦出場へ、2つ伸ばしてホールアウト


2番、ティーショットを放ちギャラリーの声援にこたえる原英莉花(カメラ・谷口 健二)

2番、ティーショットを放ちギャラリーの声援にこたえる原英莉花(カメラ・谷口 健二)

◆女子プロゴルフツアー 大王製紙エリエールレディス 第3日(19日、愛媛・エリエールGC=6575ヤード、パー71)

 昨年大会覇者の原英莉花は27位から出て、4バーディー、2ボギーの69で回り、通算5アンダーでホールアウト。現時点で暫定18位につけている。

 インから出て、前半は3つスコアを伸ばして折り返した。だが、後半は「アウトがイマイチ合っていない。3、4、5番がすっと抜けられなくて」と3番と6番でボギー。長いパー4の5番は「ティーショットが打ちにくくて、左が気になる。今日はちょっと右に行くと、右ピンだったので、木がかかるし。右を警戒していたら、左の木に当たってしまった」とパーで切り抜けたが、「なかなか流れを作れない」と振り返った。

 それでも終盤の8番で10メートルのバーディーパットをねじ込んだ。気分良く上がりたかったが、最終9番パー5で3打目のアプローチが寄らず、4メートルのバーディーパットがカップに届かず。「(パットは)ショートしたのがめっちゃむかつきました。キャディーさんとのラインのジャッジも合わなくて、ちょっと緩んだ感じもあったけど、許せないですね」と悔しそうだった。

 現在メルセデス・ランク33位。20年に制した次週の最終戦のメジャー、JLPGAツアー選手権リコー杯(宮崎)の出場に向けても、まだまだ気の緩めない戦いが続く。「あ~イライラしてきた。とりあえず今すぐなんか食べます。練習していてもイライラするので食べてリセットして、また練習します。頑張ります!」と前を向いた。

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