今年の顔になった17歳・馬場咲希 年内最終戦終え「びっくりな1年」…来年初戦は1月オーストラリアで男女アマ


◆女子プロゴルフツアー 大王製紙エリエールレディス 最終日(20日、愛媛・エリエールGC=6575ヤード、パー71)

 8月の全米女子アマチュア選手権覇者でアマの馬場咲希(代々木高)は5バーディー、2ボギーの68で回り、通算8アンダーでホールアウト。後ろの組がまだプレー中で、現時点で暫定15位につけている。「4日間の中で一番頑張ったと思う。耐えるところは耐えられたし、チャンスもいくつか入れることができて良かったです」と納得の表情で終えた。

 4月のヤマハレディース(58位)から始まり、今季国内ツアー8戦に出場。10月の日本女子オープンでは11位でローアマに輝いた。4月の誕生日に初の海外メジャー、全米女子オープンの出場権をつかみ、6月の本戦では堂々の予選突破を果たし、8月の全米女子アマでは日本勢37年ぶり2人目の優勝を成し遂げた。「びっくりな1年です。想像していた以上にいろんなことができてうれしいし、良かったなと思います」と大きくうなずいた。

 今季では最終戦となり、日本ゴルフ協会のナショナルチーム(アマ日本代表)として派遣される、来年は1月のオーストラリア男女アマチュア選手権で初戦を迎える見通し。全米女子アマVで得た4大メジャーなどの出場権も持っている。「今年の春先にすごくいい体ができていた。少しでもそこに近づけるように。体重はもちろん増やしたい。減らした分を戻して、将来的に大きくなりたい」とオフの課題を掲げた。

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