36歳藤田さいきが逆転V 11年35日ぶりの6勝目 キンクミに続く歴代2位のブランクV


1番、ティーショットを放つ藤田さいき(カメラ・谷口 健二)

1番、ティーショットを放つ藤田さいき(カメラ・谷口 健二)

◆女子プロゴルフツアー 大王製紙エリエールレディス 最終日(20日、愛媛・エリエールGC=6575ヤード、パー71)

 首位と1打差2位で出た藤田さいきが4バーディー、ボギーなしの67で回り、通算21アンダーで逆転優勝を飾った。2011年10月の富士通レディース以来、88年のツアー制施行後、10月に優勝した金田久美子に続く歴代2位のブランクとなる11年35日ぶりのツアー通算6勝目を挙げた。

 2位の鈴木愛と一騎打ちとなった最終日。長いパー4の5番でピン手前約4メートルにつけ、初バーディー。2番でバーディーの鈴木と1打差に迫ると、9番パー5(495ヤード)は果敢に2オンを狙い、グリーン右のラフにこぼしたが、絶妙なアプローチで寄せてバーディー。鈴木に続く1打差2位で折り返した。後半は13番で約2メートル、15番で約3メートルのバーディーチャンスをものにした。

 鈴木は4バーディー、2ボギーの69で回り、20アンダーで1打差2位。双子のルーキー・岩井明愛は4バーディー、2ボギーの69で回り、13アンダーで4位だった。妹の千怜は68で回り、9アンダーで11位となり、姉妹でツアー史上初の同一年度での同時シードを獲得した。

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