木製観戦スタンドお披露目式でフォトセッションに応じる（左から）原英莉花、吉田優利、青木瀬令奈、勝みなみ、申ジエ、大里桃子 （カメラ・豊田 秀一）
女子プロゴルフツアーの今季最終戦のメジャー、ＪＬＰＧＡツアー選手権リコー杯は２４日から４日間、今季優勝者や積算ポイントの「メルセデス・ランク（ＭＲ）」上位者など４０選手が参加して、宮崎・宮崎カントリークラブ（６４８７ヤード、パー７２＝報知新聞社後援）で行われる。練習日の２２日、１番ティーイングエリアに設置された、ＪＬＰＧＡ（日本女子プロゴルフ協会）ツアー初「木製観戦スタンド」のお披露目式が行われた。
２０５０年カーボンニュートラル実現に向けた、ＪＬＰＧＡツアーのＳＤＧｓ推進プロジェクトの一環。宮崎県産スギ材１００％使用のスタンドに、原英莉花（ＮＩＰＰＯＮ ＥＸＰＲＥＳＳホールディングス）は「やっぱり、香り。高級感ある新築のような香りで、見た目も迫力がありますね。新しい感じで、すごく格好いいなと思います」と目を輝かせた。
今季ここまでツアー優勝はないが、メルセデスランク３１位の資格で今季最終戦切符をつかんだ。２０２０年には優勝を飾るなど、４年連続４回目の今大会へ向けて「ここに出場できるのは、すごくうれしいです。今回はまた来週頑張ろう、というのがないので、全部の力を出せるように頑張りたいです」と最終戦での優勝締めへ意欲をにじませた。