
1番、笑顔でラウンドをスタートさせた蝉川泰果(カメラ・竜田 卓)
◆報知新聞社主催 男子プロゴルフツアー 今季最終戦メジャー 日本シリーズJTカップ 第1日(1日、東京・東京よみうりCC=7023ヤード、パー70)
アマチュアでツアー2勝を挙げ、プロ転向4戦目の蝉川泰果(東北福祉大4年)は4バーディー、4ボギーの70でイーブンパーの5打差19位発進となった。1番で3パットのボギー発進も、2番で6アイアンの第1打を1・5メートルにつけてバーディー。第1組の早朝スタートにも関わらず、集まった大勢の観客をわかせた。
初出場の21歳は「風が強くて、もったいないホールもあったけど、それなりに耐えて何とかイーブンで回れた」と及第点を与えた。この大会では東北福祉大コーチで女子ツアー7勝の佐伯三貴さんに指導を受け「アドバイスもいただいて、(パットの)打ち方が良くなってきた。しっかり出来たらいい」と前向きに語った。
来年からは米ツアーにスポット参戦しながら、海外挑戦の道を探る意向を固める。10月の日本オープンに続くメジャー連勝へ「ショットの縦距離を合わせ、パーオンすることを意識してやれば、いいスコアになると思う」と追い上げを誓った。