◆報知新聞社主催 男子プロゴルフツアー 今季最終戦メジャー 日本シリーズJTカップ 第3日(3日、東京・東京よみうりCC=7023ヤード、パー70)
4打差の8位から出た2015、19年大会覇者の石川遼(カシオ)は4バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの69で、通算5アンダー。首位と6打差の11位に後退した。
前半に4、6、9番でバーディーを重ね、快調にスコアを伸ばしたが、15番パー3でティーショットを大きく曲げて痛恨のダブルボギー。17番でバーディーを奪ったが、難関ホールの18番パー3でもボギーで落とした。
「(15番ダボは)本当に唯一、行っちゃいけない所だったのであれは防ぎたかった。狙い方のミス。(本来は)ピン右手前に乗せるイメージだったが、頭の中に余裕がなかった。何でなんだろうと、悔しくて…。なかなかチャンスが来ないコースなので、積み重ねていくことが大事だが、もったいなかった」と悔しがった。
当初のプランとしては「最終日最終組にできるだけ近い位置でスタートできるようにというのが理想だった」としたが、終盤にスコアを落とす展開で、優勝争いから後退した。巻き返しに向け、「(頭の中を)整理して。明日の朝ふわっとした気持ちではスタートしたくない。自分自身がまだ冷静ではないので、しっかりもう少し考えたいと思う」と締めくくった。