◆報知新聞社主催 男子プロゴルフツアー 今季最終戦メジャー 日本シリーズJTカップ 第3日(3日、東京・東京よみうりCC=7023ヤード、パー70)
首位スタートしたB・ケネディ(オーストラリア)は2打差、9アンダーで2位につけた。まだまだ優勝争い渦中だが「もっとスコアを増やせる可能性はあった。しっかりチャンスをつかんでいかないといけない」と振り返った。
11番のバーディーから流れをつかんだように見えたが、「プレーの内容ほどスコアを伸ばせなかった」と反省。大会前から左膝にぶつけたような痛みがあり「下り坂の時などに少し痛む」と明かす。それでもスイングには影響がないと言い「ケアしながらやっていきたい」と冷静に話した。
開催中のサッカーW杯で、母国・オーストラリアは決勝トーナメントに進出。ケネディは「残れて本当にうれしい。次はアルゼンチンが相手で、(勝つことは)不可能に近いかもしれない。でもやるべきことをやれば何が起きるかわからない。サッカーにしてもゴルフにしても同じ。チャンスはまだあると思っています」と自身最終日の巻き返しへ、大きな刺激を受けている。
3年ぶり8回目の出場。最終日、“名物”18番ホールの周りに大勢のファンが詰めかけることを想像し「日本のファンは、良いショットで必ず拍手してくれて礼儀正しい。あの景色を毎回楽しみにしてますし、それを今年も見られることがうれしい」と笑顔。最年長48歳は「まだまだいろんなことにチャレンジしたい。良い形で今年を締めくくりたい」と力強く意気込んだ。