今季2勝の川崎春花が逃げ切り優勝…女子ゴルフ新人戦


首位で折り返した川崎(カメラ・宮下 京香)

首位で折り返した川崎(カメラ・宮下 京香)

◆女子プロゴルフ新人戦 加賀電子カップ 最終日(9日、千葉・グレートアイランドC=6482ヤード、パー72)

 最終ラウンドが行われ、今季ツアー2勝の川崎春花(村田製作所)が通算7アンダーで優勝を飾った。1打差首位で出た最終日は4バーディー、2ボギーの70で回った。1996年の不動裕理、04年の横峯さくら、05年の上田桃子、08年の森田理香子ら元賞金女王が制してきた今大会。川崎も初日終了後「私もそこに並びたい」と話しており、その名を刻んだ。

 永嶋花音(はなね、イントループ)が68と伸ばし、6アンダーで1打差の2位で終えた。飛ばし屋の竹田麗央(ヤマエグループHD)がこの日のベストスコアの67をマーク。2位スタートの高久みなみ(ミロク情報サービス)と並び、5アンダーで3位に入った。

 大会は昨年11月の最終プロテストに合格した21人が参加し、2日間36ホールのストロークプレーで争われた。

 ◇川崎 春花(かわさき・はるか)2003年5月1日、京都市生まれ。19歳。父親と姉の影響で7歳からゴルフを始める。強豪の大院大高で2年時の20年に全国高等学校選手権春季大会優勝。21年11月のプロテストに合格。今年8月のステップアップツアーでプロ初優勝。9月のメジャー、日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯でレギュラーツアー初V。10月のNOBUTA GROUPマスターズGCレディースでツアー2勝目。158センチ、51キロ。家族は両親と姉。

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