渋野日向子、グリーンに苦戦も「気合と根性でやった」…2アンダー38位発進 “タテ振り”スイングで上位狙う


渋野日向子

渋野日向子

◆米女子ゴルフ ホンダLPGA 第1日 23日(タイ・サイアムCC=6576ヤード、パー72)

 ツアー通算6勝の畑岡奈紗(24)=アビームコンサルティング=が8バーディー、1ボギーの65をマークし、ジェニファー・カップチョ(米国)ら4人とともに首位に立った。クラブを一新した今季、好調ぶりを示した。笹生優花(21)=フリー=は67で回って9位。アマチュアの馬場咲希(東京・代々木高2年)は69で28位、今季初戦の渋野日向子(24)=サントリー=は70で38位。今大会は72人が出場し、予選落ちはない。

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 昨年11月下旬の国内ツアー以来の実戦となった渋野は4バーディー、2ボギーの70で2アンダー38位のスタート。フェアウェー、グリーンともに外したのは3度で「気合と根性でやった。ショットは思っていたよりも良かった。チャンスも多かった」と振り返った。

 4番でボギーが先行し、8番でようやく初バーディーを奪った。この日は37パットと傾斜のあるグリーンに苦戦。それでも「アンダーで回れてうれしい」と表情は明るい。オフは20年まで師事した青木翔コーチ(39)のもとでスイングを修正。まだ初戦のため、「最後は疲れもあり、いいスイングができなかった」と慎重だが、ガラッと変わった“タテ振り”のようなスイングで今後に期待を抱かせた。

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