勝みなみは3オーバー58位から巻き返し誓う「明日は風と友達になれるように」


お揃いのウエアで最終組をプレーした山下美夢有(左)と勝みなみ。それぞれ2アンダーと3オーバーだった(カメラ・今西 淳)

お揃いのウエアで最終組をプレーした山下美夢有(左)と勝みなみ。それぞれ2アンダーと3オーバーだった(カメラ・今西 淳)

◆女子プロゴルフツアー開幕戦 ▽ダイキンオーキッドレディス 第1日(2日、沖縄・琉球GC=6560ヤード、パー72)

 国内通算8勝で、今季から米ツアーを主戦場にする勝みなみ(明治安田生命)は2バーディー、5ボギーの75で3オーバー58位と、やや出遅れた。昨季年間女王の山下美夢有、20―21年シーズン賞金女王・稲見萌寧と注目組で回り、序盤は1、6番でバーディーを奪い、一時は2アンダーと好スタート。だが、8番で初ボギーを喫すると、後半は4ボギーと苦戦した。

 勝は「ショットは悪くないけど、風に流されてしまったり。ドライバーも変なところに行ってしまう不運が続いた一日。3打目のアプローチもイメージと違う感じで転がったり転がらなかったりといったことがあったので、もう少し調整したい」と悔しそうに話した。沖縄特有の風の影響については「そんなに気にせず回っていたけど、難しかった。風と友達になれなかったので、明日(3日)は風と友達になれるように頑張ります」と受け止めた。

 ダイキンオーキッドは5度目の出場で昨年は4位。昨季は、10月の日本女子オープン連覇など2勝を挙げたが、「目標の3勝以上をクリアできなかったのが悔しい」と振り返った。米ツアーに主戦場を移す今季は開幕から国内3戦に出場し、23日からのドライブオン選手権(アリゾナ州)でツアー会員としてデビューを飾る。

 3オーバーから巻き返しを目指す第2日(3日)に向けて「まだ初日なので、今日はこんな感じだなって。自分のゴルフが試合になってみないと分からないという感じだったので、悪くはないけど良くない。ラウンド中に調整できる部分と、今からの練習で調整できる部分があると思うので、明日はまた違う自分が見られたらいい」と前を向いた。

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