馬場咲希がオーガスタ・ナショナルGCで練習R「テレビで見た感じで、すごい」 16番で水切りショットも成功


決勝に向け練習ラウンドを行う馬場咲希(オーガスタ・ナショナルGC提供)

決勝に向け練習ラウンドを行う馬場咲希(オーガスタ・ナショナルGC提供)

◆米女子ゴルフ オーガスタ・ナショナル女子アマチュア選手権 公式練習日(31日、米ジョージア州オーガスタ・ナショナルGC)

 通算イーブンパーの14位で決勝ラウンドに進出した馬場咲希(代々木高)が決勝(4月1日)の会場で、翌週に男子メジャーのマスターズが行われるオーガスタ・ナショナルGCで練習ラウンドを行った。

 馬場はコースの印象を「きれいでした。12、13、15、16番とかテレビで見た感じだったので、すごいなあと思った。13番は実際に立ってみると、池のプレッシャーがすごかった」と語り、目を輝かせた。

 18ホールを回り「難しい。アップダウンもある」と警戒した。この日は同行する父・哲也さんのリクエストに応える形で池越えの名物16番パー3で、4アイアンで“水切りショット”に成功した。右奥のピンに対し、「ポンって打ったら(水上で跳ねて手前の)エッジくらいに乗った。成功したって感じですね」と笑顔で振り返った。

 オーガスタ近郊のチャンピオンズリトリートGCで2ラウンド行われた予選ではショットが本調子ではなかった。状態については「昨日(30日)の後半よりはマシになったけど、まだちょっとあやしい」と慎重ながら、「せっかくこういうところでラウンドできるので、ショットの調子にメンタルを乱されないように、しっかり楽しんでやれたら」と前向きに話した。プレー以外での楽しみについても「ショップでマスターズのお土産をいっぱい買っていきたい」と明るい表情を見せた。

 馬場は現地時間1日午前7時40分(日本時間同日午後8時40分)に10番から、シャーロット・ヒース(英国)と2サムでスタートする。ローズ・チャン(米国)が13アンダーで首位。決勝は31人で争われ、日本勢は荒木優奈(宮崎・日章学園高)、六車日那乃(日本ウェルネススポーツ大)を含めた3人が14位で決勝進出を決めている。

 荒木「一つでも順位を上げて笑顔で終われるように。自分の納得できるプレーを最終日こそ、できたらいい」

 六車「好きなホール12、13番。13番はお花がきれいで、ディズニーランドみたいな感じ。来るだけでテンションが上がるというか、ワクワクします」

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