富士フイルム・スタジオアリス女子オープン最終日 連覇を狙った上田桃子は最多バーディー賞獲得も8位に「悔しいです」


1番、チップインバーディーを決め、ギャラリーの歓声に応える上田桃子(カメラ・渡辺 了文)

1番、チップインバーディーを決め、ギャラリーの歓声に応える上田桃子(カメラ・渡辺 了文)

◆女子プロゴルフツアー 報知新聞社特別協力 富士フイルム・スタジオアリス女子オープン 最終日(9日、兵庫・花屋敷GCよかわC=6435ヤード、パー72)

 昨年とは異なる会場で大会連覇を狙ったツアー通算17勝の上田桃子(ZOZO)は3打差6位で出て6バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの70で回り、通算4アンダーの8位で終えた。

 ツアー9勝で同学年の盟友・諸見里しのぶさんがピン位置などのセッティングを手がけた中、この日は計23パットとグリーン上がさえた。強風もあり、ショットで苦戦したが2日間合計で最多の12バーディーを量産し、大会協賛の明治安田生命から賞金100万円を受け取った。

 「バーディーをたくさん取れたことは評価していいと思うし、スコアを崩した後にも取れたのはよかったと思います」とうなずいた。それでも、4~6番の3ホールでスコアを4つ落として今季初勝利は逃し「悔しいです。課題を克服していくしかない」と、次週の地元・熊本でのKKT杯バンテリンレディス(14日開幕・熊本空港CC)での雪辱を期した。

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