渋野日向子、一時は首位も6番トリプルボギー「ずっこけたのでショック」暫定7位


渋野日向子

渋野日向子

◆米女子プロゴルフツアー ロッテ選手権第1日(12日・米ハワイ州ホアカレイCC)

 第1ラウンドは1人が競技を終えられず、日没順延となった。昨年2位の渋野日向子(24)=サントリー=は3アンダーの69で回り、首位と3差の暫定7位につけた。通算6勝の畑岡奈紗(24)=アビームコンサルティング=が68で2差3位。原英莉花(24)=NIPPON EXPRESSホールディングス=、勝みなみ(24)=明治安田生命=は72の38位。66のフリダ・キンフルト(スウェーデン)ら2人が6アンダーで暫定首位に並んだ。

 昨年大会でV争いの末、2位となった渋野が今年も好発進した。強風が吹く中で69をマーク。一時は6アンダーで首位に立ちながら後半、トリプルボギーを喫し「すごく悔しい。1ホールでずっこけたのでショック」と唇をかんだ。

 ショットとパットがかみ合った。2アンダーで迎えた前半の18番パー5は2打でグリーン左奥まで運び、2・5メートルに寄せてバーディー。1番は手前3メートル、2番は2・5メートル、3番は奥2メートルにつけ、4連続バーディーで一時はトップに浮上し「チャンスについたところは結構ものにできた」という。

 暗転したのは6番。第1打で「当たった瞬間に『終わった』という感じ」とミスショットで池に入れ、6オン1パットのトリプルボギー。「5番で右に球が出て、それが続けて出てしまった」と悔やんだ。「しっかり集中してできれば」と話し、修正のために練習場へ向かった。

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