渋野日向子
◆米女子プロゴルフツアー 今季メジャー初戦 シェブロン選手権（２０日開幕、米テキサス州カールトンウッズ・クラブ＝６８２４ヤード、パー７２）
昨年大会４位の渋野日向子（サントリー）が大会前にＷＯＷＯＷのインタビューに応じ、今季メジャー初戦に向け意気込みを語った。１８日のプロアマ戦を棄権し、体調面が心配されたが「全然大丈夫です」と笑顔で話した。
昨年までのミッションヒルズＣＣ（カリフォルニア州）から場所を移し、「（距離が）めっちゃ長く、ラフも長い。グリーン周りも砲台になっているので、外すと大変だと思う。長い距離が残るので、何とか耐えて耐えてというコース」と印象を口にした。「もうメジャー１戦目が始まるんだな。結構、日がたつのが早い」としみじみ語り、「しっかり４日間戦えるように精いっぱい頑張ります」と力を込めた。
米ツアー６勝でメジャー初勝利を目指す畑岡奈紗（アビームコンサルティング）は「今までと違った新しいコースで試合をするのが楽しみ」と話した。今季はトップ１０入り２回などコンスタントに上位に入り、「オフに取り組んできたことが半分くらいできている。もうあと半分くらいできれば、より良い成績につながる」と分析。「グリーン周りの判断や、スイングがなるべく伸び上がらないでパワーを伝えられるようになってきた」と手応えを明かし、「なかなか４日間続いてくれないところもあり、そこが課題」とさらなる向上を見据えた。
コースについては「池が絡むホールや、狭く感じるホールもある。一番難しいのは風の読み。なかなか一定に吹いていない。打った後に風（の向き）が変わったり、その辺は運もある」と警戒した。好天なら優勝スコアを「１３～１５アンダーくらい」と予想し、「初めてのコースですごく楽しみ。しっかり４日間アンダーで回れるように」と意気込んだ。