◆男子プロゴルフツアー ISPSハンダ 欧州・日本トーナメント 第3日(22日、茨城・PGM石岡GC=7039ヤード、パー70)
5位で出た金谷拓実(Yogibo)が4バーディー、1ボギーの67で回り、通算11アンダー。首位と2打差の4位で最終日を迎える。最終18番で残り150ヤードの第2打を9アイアンで1メートルにつけてバーディーで締めた。「少しティーショットが乱れたボールもあったが、しっかりいいプレーができた。優勝するチャンスは十分にあると思うし、また明日も自分らしいプレーをして頑張りたい」と静かに闘志を燃やした。
前週のアジアンツアー「インターナショナルシリーズ・ベトナム」は、単独首位でスタートした最終日にスコアを落とし、4位に終わった。2月の「インターナショナルシリーズ・オマーン」に続くツアー2勝目はならなかったが、悲観はしていない。「最終日はなかなか良いプレーができなかったけど、でもそういうタイミングもあると思う。今週も良いプレーができているので、明日も同じことを繰り返すだけ」。気持ちは切り替わっている。
アジアンツアー初優勝から2か月。今度はDPワールドツアー(欧州ツアー)初制覇のチャンスが訪れた。2週続けての優勝争いに、浮き足立つこともない。「去年はなかなか、そういう優勝争いもなかった。徐々に良くなっていると思うし、今は自信があるので、毎日同じことを繰り返すだけ」。平常心で、自分のプレーを貫くだけだ。