◆男子プロゴルフツアー ISPSハンダ 欧州・日本トーナメント 最終日(23日、茨城・PGM石岡GC=7039ヤード、パー70)
51位で出た石川遼(カシオ)は4バーディー、2ボギーの68で回り、通算5アンダー31位で4日間を終えた。「内容はあまり4日間変わらない感じで、先週、先々週ともあまり変わらなかったけど、ドライバーが成功した後にショートアイアンで(第2打を)打ってバーディーというのは取れた。そこは良かった」と最終日を総括した。
第1打を5番で右林、6番で左林に曲げながらパーをセーブ。「10ホールぐらい林にいたんじゃないですか(笑い)」と振り返った、この日の18ホール。パーをつないだ直後の7番で第2打をピンそば1メートルに突き刺しバーディー。9、10番も2メートル前後のチャンスにつけて連続バーディーを奪った。12番で5メートル、13番では2メートルのパーパットをしぶとく沈めながら、スコアを作った。
メジャー4勝のアーニー・エルス(南アフリカ)と、決勝ラウンド2日間を同組で回った。「こんな成績でしたけど、『結構いい当たりも打ってるし、パッティングもいい感じだし、そのまま頑張れ』って言ってもらえた。うれしい。すごくありがたい経験をさせてもらった」。2011年のプレジデンツカップでチームメートとして戦った大先輩との36ホールは、特別な時間だった。