渋野日向子は74で28位「本当に難しかった」「やりがいもあった」 リリア・ブがメジャー初制覇


◆米女子プロゴルフツアー 今季メジャー初戦 シェブロン選手権 最終日(23日、米テキサス州カールトンウッズ・クラブ=6824ヤード、パー72)

 渋野日向子(サントリー)は2バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの74で、通算1オーバーの28位で終えた。畑岡奈紗(アビームコンサルティング)は5バーディー、5ボギーの72で、2オーバーの37位だった。

 古江彩佳(富士通)は75で6オーバーの52位、西村優菜(スターツ)は74で8オーバーの56位、西郷真央(島津製作所)は79で11オーバーの65位となった。

 68のリリア・ブが72のエンジェル・インと10アンダーで並び、プレーオフの末にメジャー初勝利を挙げた。71のネリー・コルダ(いずれも米国)が1打差の9アンダー3位となった。

 渋野「(1番でダブルボギーと)スタートが良くなかったので、なかなか流れに乗れなかった。ショットもバラバラで、チャンスをつけることができず悔しいラウンドだった。かなり難しいピン位置に切っていた。ショットでも攻めるのが難しかったけど、それどころの問題ではなかった。本当にメジャーだなというくらい難しかったので、すごくやりがいもあった。しっかり次にいかせるように頑張りたい」

 畑岡「初日、難しいセッティングの中でアンダーで回りすごくいいスタートが切れたが、それ以降なかなかフェアウェーからのショットでチャンスを生かすことができなかった。そこに関してすごく悔しい。風もあるけど、自分のスイングの感触だったりというのが、まだ1日1日変わってしまう部分があるので、そこら辺をしっかり1週間通してできるようにしていきたい。(次週へ)何とかショットを修正して今年も優勝できるように、またウィルシャーで頑張りたい」

 リリア・ブ(WOWOWのインタビューに答え)「本当に自分でもびっくりしている。そしてこのような風の中で結果が出せたこと、自分自身今週あまり良いプレーができない、チャンスはないと思っていたので、自分でも驚いている」

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