星野陸也が66で単独首位浮上「ここで優勝したい」


9番、グリーン上でコースを読む星野陸也 (カメラ・馬場 秀則)

9番、グリーン上でコースを読む星野陸也 (カメラ・馬場 秀則)

◆男子プロゴルフツアー 中日クラウンズ 第2日(28日、愛知・名古屋GC和合C=6557ヤード、パー70)

 ツアー通算6勝で5位から出た星野陸也(興和)が6バーディー、2ボギーの66で通算7アンダーに伸ばし、単独首位に浮上した。今季は欧州ツアーの出場資格を持つため、国内の次戦は日本プロ選手権(7月27日開幕・北海道)になる可能性もある。今大会は過去2度トップ10。「ここで優勝したい」と“置き土産V”を狙う。服部雅也(フリー)ら4人が1打差2位につけた。

 星野は最終9番で残り80ヤードからの第2打を1メートルにつけてバーディー締め。「うまく寄った」と、この日最少の66でトップに立ち、表情を緩ませた。前週の欧州・日本共催大会は2差4位で迎えた最終日に75と崩れ、23位も「欧州のメンバーの中でどれだけ攻めて、どのくらいのスコアで回らなきゃいけないのか分かった」と収穫を強調した。

 前週は自身が樹立した連続60台の国内ツアー記録が17Rで止まったが「常にアンダーを出して優勝することが目標。また記録が懸かった時に伸ばしたい」と冷静だ。今季は欧州ツアーの資格を持ち、2週後のベルギーの大会から海外を転戦する予定。「うまく続けば(7月下旬の)日本プロまで海外かな」と明かした。

 今大会は6度目の出場。19年5位、昨年7位と相性は悪くない。「何回も優勝争いして惜しい大会。ここで優勝したい。日本で毎年優勝する目標もある」と力を込めた。

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