連覇狙う山下美夢有 1バーディー、1ボギーの72と粘り、7打差9位浮上「本当に耐えた一日」


通算3オーバーでホールアウトした山下美夢有(カメラ・今西  淳)

通算3オーバーでホールアウトした山下美夢有(カメラ・今西 淳)

◆女子プロゴルフツアー メジャー初戦 ワールドレディスサロンパスカップ 第2日(5日、茨城GC西C=6780ヤード、パー72、報知新聞社後援)

 昨年覇者の山下美夢有(加賀電子)は難条件下で1バーディー、1ボギーの72と耐えて通算3オーバー。29位から7打差の9位に順位を上げた。

 強風に、深いラフと高速グリーンとメジャーのセッティングをものともせず、この日は後半組のスタートでもイーブンパーと粘った。「今日はすごいショットが安定していたけど、結構風が強くて、本当に耐えた一日」とラウンドを終え、安どした。ボギーを1つに抑え「結構、ボギーになるかなというホールもあったけど、本当にうまく耐えることができた」とうなずいた。

 昨年より総距離が100ヤード伸び、「去年に比べて距離も長いホールがたくさんありマネジメントが難しかった」。同組でプレー予定だった神谷そらの棄権により、上田桃子との2人1組で回った。「桃子さんもいいリズムでラウンドしていたので、私も一緒にいいリズムでプレーすることができた」と振り返った。

 コースについて改めて「本当に難しいの一言しかない」と印象を口にし、「あとはしっかりいいショットを打てるように、リズム良く回りたい」と連覇を目指す残り2日へ気持ちを向けた。

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