◆女子プロゴルフツアー メジャー初戦 ワールドレディスサロンパスカップ 第3日(6日、茨城GC西C=6780ヤード、パー72、報知新聞社後援)
夏日のムービングサタデーは、最終組が前半9ホールを終えた。この日も風が強く、ピン位置が左右に振られて難しいセッティングとなり、アンダーパーでプレー中の選手が6人しかいない状況となっている。
4差2位で出た国内男子ツアー歴代最多94勝の尾崎将司の門下生であるリ・ハナ(韓国)が前半2つスコアを伸ばして、通算2アンダーの暫定首位に躍り出た。単独首位で出た吉田優利(エプソン)は前半3ボギーと3つスコアを落とし、1打差の同2位で追っている。
初優勝を狙う金沢志奈(クレスコ)が1オーバーの暫定3位。通算8勝で初メジャー制覇に挑む小祝さくら(ニトリ)は、2つスコアを落として4打差の同4位となっている。
通算54度目の挑戦で、悲願のメジャー初制覇のかかる上田桃子(ZOZO)は3オーバーの同5位につけている。リと同じくジャンボの愛弟子・佐久間朱莉(大東建託)が11打差の29位で出て5バーディー、2ボギーと3つスコアを伸ばす猛追で、4オーバーの暫定6位まで順位を上げた。
2018年大会覇者の申ジエ(韓国)は8番パー3でホールインワンを達成するなど、2つスコアを伸ばして4オーバーの暫定6位。2008年のメジャー昇格後、2人目となる大会連覇を狙う山下美夢有(加賀電子)は、通算7オーバーの同11位へ後退している。
21&22年韓国ツアー賞金女王の朴民智(パク・ミンジ、韓国)は、2つスコアを落として8オーバーの暫定18位。この日1バーディー、6ボギーの77で回ったアマチュア・馬場咲希(代々木高3年)は12オーバーの同35位。国内メジャー2勝の原英莉花(NIPPON EXPRESSホールディングス)も77とスコアを落とし、13オーバーの同44位。西郷真央(島津製作所)は77で、14オーバーの同50位となっている。