ジャンボの愛弟子・佐久間朱莉が69で優勝争いに名乗り 先週誕生日&新婚のキャディーと「一緒に勝ちたい」


3番ティーショットを放ち笑顔を見せる佐久間朱莉(カメラ・今西  淳)

3番ティーショットを放ち笑顔を見せる佐久間朱莉(カメラ・今西 淳)

◆女子プロゴルフツアー メジャー初戦 ワールドレディスサロンパスカップ 第3日(4日、茨城GC西C=6780ヤード、パー72、報知新聞社後援)

 佐久間朱莉(大東建託)が5バーディー、2ボギーの69で順位を上げてホールアウトした。前日は78で29位に順位を落としていたが、前半9ホール中5ホールでバーディーを奪い、優勝争いに名乗りを上げた。

 前日から続く強風にも屈せず「耐えるゴルフになると思っていた」と対策は万全で臨んだ。クラブの番手を一つ下げてフルショットを意識して、グリーン手前からのマネジメントを心がけた。9番ホールでは手前のエッジ10ヤードからチップインバーディー。大歓声を浴びて「上出来のゴルフ。9番は特に『おぉー』という感じだった」と快進撃に自分でも驚いている様子だった。

 先週のパナソニックオープンの前には、師匠である男子ツアー歴代最多94勝・尾崎将司の元を訪れたという。「いつまでそんな順位にいるんだ」とゲキを飛ばされた。また、新婚である後藤勝キャディーの妻・福嶋浩子=フリー=は先週のレジェンズツアーで優勝。後藤キャディーも誕生日を迎えたばかりだといい「今週一緒に勝ちたいね」と話していたという。

 周囲のめでたいパワーにも押されて「勝ちたい気持ちが強い」という20歳が、初優勝をメジャー舞台で飾る。

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