宮里藍さんがアマ、若手プロとトークセッション開催「どうしたら選手にとってベストな答えが出るか」


アマチュア次世代トークセッションを行う宮里藍プロ(カメラ・岩田 大補)

アマチュア次世代トークセッションを行う宮里藍プロ(カメラ・岩田 大補)

◆女子プロゴルフツアー ブリヂストンレディス 練習日(16日、愛知・中京GC石野C、6573ヤード、パー71)

 元世界ランク1位で「ブリヂストン・アスリート・アンバサダー」を務める宮里藍さんが会場で次世代ゴルファートークセッションを開催した。本大会に出場するアマチュア選手や若手プロに対し、日米通算24勝など世界で戦ってきた経験と知識を伝えた。アマ選手では橋本美月、吉田鈴らが参加。続いてプロ向けに行われたセッションには佐藤心結、阿部未悠らが参加し、熱心に耳を傾けた。

 イベント後、取材に応じた藍さんは「選手からもらう質問の質がすごく高いので、かなり集中して答えたつもりです。やっぱりプロになっていくにつれて質問の内容が具体的になってくる。(ジュニアらの印象を)言語化できる選手が増えてきているように感じる。中学生、高校生でも自分のゴルフと向き合っていて、周りの人との対話が多いのかなと思う。早く成功することが良いことかと言われるとそうではないと思うので、ゴルフは生涯スポーツなので長くプレーできる選手が増えてほしいという思いもある。こういうセッションを通じて、コミュニケーションを取り(自身も)勉強していきながら、どうしたら選手にとってベストな答えが出るか、考えながらやっている最中です」と振り返った。

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