１７番、ティーショットを放つ渋野日向子（カメラ・岩田 大補）
◆女子プロゴルフツアー ブリヂストンレディス 第３日（２０日、愛知・中京ＧＣ石野Ｃ、６５７３ヤード、パー７１）
今季国内ツアー初戦の渋野日向子（サントリー）は第２ラウンドの残り１０ホールでスコアを２つ落とした。１バーディー、４ボギーの７４で通算８オーバーの１０２位で予選落ち。試合後の第一声はサバサバした表情で「まあ、こんなもんでしょう」と話した。「グリーンを狙うショットが全然チャンスにつかない。グリーン上の読みも合っていなかったし、全てにおいてダメでした。今大会で得たもの？ なかったですね」と振り返った。
今季、日米８戦目で初の予選落ち。３桁順位で終え「生きてたら、こういうこともあるから、本当にボロボロだったので…」とポツリ。１２、１３番で連続ボギーを喫し、１４番は好機を逃しパー。１６番で初バーディーも、１８番ボギー締めとなり「最後まで攻めの気持ちを忘れずにやったら３パットしました」と自虐的に話した。
次戦はホステス大会となる宮里藍サントリーレディス（６月８～１１日、兵庫）に出場予定。「やっぱり出たかったですし、（２０２０年に）所属契約させていただいてからまだ一度も出ていなかったので、頑張らんといけん」と力を込めた。「自分のゴルフが今のところボロボロなので、この（間の）２週間、しっかり治療もしつつ、少しずつ練習もできたらいいかなと思います」。けがの影響で練習不足となっている状況で「やっぱりちょっとした感覚が狂っている。（約２週間で）やらないといけない。（今週）バーディー２個はさみしい」と自らを鼓舞していた。